■イスラエルがダマスカス南方のキスワ市にミサイル攻撃…市民2人が犠牲

【マヤディーン・ネット】

シリア国営通信『SANA』は火曜日、ダマスカス周辺の複数拠点を狙ったイスラエルの攻撃によって、2人の市民が犠牲になったと報じた。

ある軍事筋は同通信への声明のなかで、「今日の午前0時15分、イスラエル軍が占領下のシリア領ゴラン高原からダマスカス周辺および同市南方地域にある複数の拠点を狙って、ミサイル攻撃を実施した。シリア軍防空部隊がこれに対応し、ミサイルのほとんどを撃墜した」と述べた。

この声明はさらに、この攻撃によって2人の市民が死亡したほか、若干の物的損害が生じたと述べた。

一方でシリアの『ワタン』紙は、イスラエルのミサイルがダマスカス南東部およびダマスカス国際空港を狙ったものであったとしつつ、シリア軍防空部隊がそれらのほとんどを撃墜したと報じた。

イスラエル軍はこのミサイル攻撃の2日前にもヒムス市の東部郊外および西部郊外に位置する複数の軍事拠点を狙って攻撃を実行し、シリア軍兵士5人の負傷と若干の物的損害を生じさせていた。

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（ 翻訳者:渡邉翼太 ）
（ 記事ID:55517 )