シリア:イランのライースィー大統領が2日間にわたるシリア公式訪問を実施(1)
2023年05月03日付 al-Watan 紙
■ライースィー大統領「イランとシリアの関係は戦略的かつ重要であり、今後も続くものである」…イラン大統領によるシリア訪問のなかで、バッシャール・アサド大統領との複数の会談がなされる
【ダマスカス:本紙】
イランのエブラーヒーム・ライースィー大統領は、「イランとシリアの関係は戦略的かつ重要であり、今後も続くものである」としつつ、自身のシリア訪問が、あらゆる分野における同国の安定および発展の枠組みのうちになされることを明らかにした。さらに同大統領は、 シリアがこれまで「常に抵抗枢軸の最前線にあり続けており、高慢な権力とイスラエルの侵略に立ち向かい続けてきた」ことを強調し、こうした立場が常にイランの支持を得てきたとの見解を述べた。
ライースィー大統領による発言は、同大統領によるシリア訪問の前夜になされた。今日の朝にダマスカス国際空港に到着した同大統領は、バッシャール・アサド大統領との複数の公式会談を含む2日間の日程で、シリアへの公式訪問を行うことが予定されている。
ライースィー大統領に対しては、人民宮殿で公式歓迎の式典が開催される予定である。またその後には様々な分野、特に経済分野におけるシリア・イラン関係の戦略上の発展をテーマとする複数の会談が実施される予定である。
(2)に続く
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:55530 )