パレスチナ:「エルサレム統一の日」…アル=アクサー・モスクを防衛するための動員を呼びかけ(1)
2023年05月07日付 al-Quds al-Arabi 紙
■占領下エルサレム:数十人の入植者がアル=アクサー・モスクに突入
【エルサレム:DPI通信】
エルサレムのイスラーム・ワクフ庁は、数十人の過激派入植者が日曜日、イスラエル警察による厳重な警備のもと、マグリブ門からアル=アクサー・モスクに突入したと明らかにした。
ワクフ庁は、パレスチナの『サファー通信』が今日掲載した声明のなかで、「数十人の入植者がアル=アクサー・モスクに突入し、その中庭で扇動的な行進を行なった」と述べ、「侵入した入植者らはハイカル(神殿)についての説明を受け、モスク東部の慈悲の門の地区でタルムードの儀式を実行した」と明らかにした。
同通信によると、「占領警察はエルサレムや占領下地域からやってきたパレスチナ人がアル=アクサー・モスクに入ることに制限を課し続け、外部のゲートで彼ら個人の身分証明書を没収した」という。
さらに、入植者らが5月18日のいわゆる「エルサレム統一の日」を記念して、より大規模な突入を実行する計画を阻止するために、「パレスチナ人による、アル=アクサー・モスクの中庭への動員と集結の呼びかけ」が起きていることを指摘した。
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( 翻訳者:藤井翠 )
( 記事ID:55553 )