■スィースィー大統領がパレスチナとイスラエルの双方に交渉再開を呼びかける

【カイロ：本紙】

同参事官はさらに、「会合では、地域の多くの国々が苦しみ、国民の能力を存続の危機にさらすことによって国家それ自体の基礎的な構成要素を脅かしている複数の危機について議論された。さらに会合は、同地域に暮らす数百万人の人々の人道的、経済的状況のさらなる深刻化に警鐘を鳴らすものとなった」と付け加えた。

同参事官によると、会合ではパレスチナ問題の最新の動向についても議論された。そこではスィースィー大統領が恒久的な国際的典拠に従って、公正かつ包括的なパレスチナ問題の解決のために、パレスチナとイスラエルの双方が交渉を再開することの重要性を強調した。さらに「エジプトがパレスチナ・イスラエル間の安静を確立させるために並行して行っている不断の努力と、ガザの復興再開に向けた複数のイニシアチブ、」に注目し、「公正かつ包括的な和平は地域において、すべての人々の発展と繁栄のための新しく広い視野を開くことになるだろう」と述べた。

さらに同大統領はスーダンでの危機に関して、恒久的かつ完全な停戦を行い、政権移行経路の完成につながる和平会議をスーダン国民が納得する方法で始める必要性を強調した。

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（ 翻訳者:永井俊輔 ）
（ 記事ID:55561 )