5月14日の選挙の結果で公正発展党(AKP)から48、共和人民党(CHP)から26、民族主義者行動党(MHP)から4、善良党から5、トルコ労働者党(TİP)から1人そして緑と左派党から30人の女性が国会議員としてトルコ大国民議会に入った。
議会の第28期に114人の女性議員が含まれることになる。5月14日選挙の結果としてAKPから48、CHPから26、MHPから4、善良党から5、TİPから一人、緑と左派党から30人の女性が国会議員としてトルコ大国民議会に入った。昨年度にAKPから53人、MHPから4人、HDPが26、CHPから18、善良党は3人の合計104人の女性国会議員が議会で職務にあたった。
■全く女性議員がいなかった県
アドゥヤマン、アクサライ、アマスィヤ、アルダハン、アルトゥヴィン、バイブルト、ビレジキ、ビンギョル、ボル、ブルドゥル、チャナッカレ、チョルム、エラズー、エルズィンジャン、イードゥル、カラビュク、クルッカレ、カラマン、クルクラーレリ、クルシェヒル、キリス、キュタヒィヤ、ニーデ、オルドゥ、リゼ、スィノップ、トカト、ウシャク、ヨズガトとゾングルダクは、全く女性議員がいなかった県となった。
■4人の女性が歴史に
しかしながらこの時期にはネヴシェヒル、ギレスン、オスマニイェが歴史上はじめて女性の国会議員をトルコ大国民議会に送り出した。オスマニイェではAKPからデリャ・ヤヌク、CHPからアス・カヤ・ゲディク、ネヴシェヒルではMHPからフィリズ・クルチ氏、ギレスンからはCHP選出議員のエルヴァン・ウシュク・ゲズミシュ氏が、各市がトルコ大国民議会へと送り出した最初の議員として歴史に名を残した。
AKPの女性国会議員は以下の通りだ:
「ジュリデ・サルエロール、ゼフラヌル・アイデミル、ルトゥフィイエ・セルヴェ・チャム、ゼイネプ・ユルドゥズ、レイラ・シャーヒン・ウスタ、アスマン・エルドーアン、トゥーバ・ウシュク・エルジャン、ベヒイェ・エケル、ウンムギュルシェン・オズトュルク、ラビア・イルハン、ビュシュラ・パケル、デリャ・アヤイドゥン、セナ・ヌル・チェリキ、オズレム・ゼンギン、リュメイサ・カダク、セダ・ギョレン・ビョリュク、ニルハン・アヤン、ユルドゥズ・コナル、シェンギュル・カルスル、シェブネム・ブルサル、ジェイダ・ボリュンメズ・チャンクル、エミネ・ヤヴズ・ギョズゲチ、エメル・ギョズカラ・ドゥルマズ、スナイ・カラミク、ルケン・キレルジ、トゥーバ・ヴラル・チョカル、セダ・サルバシュ、ベルギン・ウイグル、ニルギュン・オク、スナ・ケポル・アタマン、アイシェ・ケスィル、ファトゥマ・アクサル、ファトゥマ・オンジュ、アイシェン・ギュルジャン、デリャ・バクバク、トゥバ・キョクサル、ファトゥマ・セラプ・エクメクジ、アイシェ・ビョヒュルレル、ラディイェ・セゼル・カトゥルジュオール、メリイェム・ギョカ、イナンチュ・スィラチ・カラ・オルメズトプラク、ハッヴァ・スィベル・ソイレメズ、オスマニイェからデリャ・ヤヌク、チーデム・エルドアン・アタベク、チーデム・カラアスラン、ルキイェ・トイ、ジェヴァヒル・アスマン・ヤズマジュ、チーデム・コンジャギュル」
■CHPは26人に増えた
CHPは第27期に18人だった女性国会議員の数は、今期に26へと増えた。アダナからはミュゼイイェン・シェヴキン、アフィヨンカラヒサルからはブルジュ・キョクサル、アンタルヤからはアリイェ・ジョシャル・ユクセキとセラプ・ヤズジュ・オズブドゥン、バルトゥンからはアイス・バンクオール、ブルサからは第一地域からヌルハヤト・アルタジャ・カユシュオール、デニズリからはセマ・シルキン・ウン、エスキシェヒルからはジャレ・ヌル・シュッリュ、ギレスンからはウシュク・ゲズミシュ、ハタイからはネルミン・ユルドゥルム・カラ、イスタンブル第一地域からはガムゼ・アックス・イルゲズディとエリフ・エセン(DEVA)、イスタンブル第二地域からはエヴリム・ルズヴァノール(DEVA)、イスタンブル第三地域からはトュルカン・エルチ、イズミルの第二地域からはギョクチェ・ギョクチェン、マニサからはセルマ・アリイェ・カヴァフ、メルスィンからはギュルジャン・クシュ、ムーラからはギゼム・オズジャン、シュレイヤ・オネシュ・デリジ、オスマニイェからはアス・カヤ、サカルヤからはアイチャ・タシケント、テキルダーからはヌルテン・ヨンタル、トラブゾンからはスィベル・スイチメズ、ヤロヴァからはメリハ・アキョル氏がCHP選出議員とし国会においてその位置についた。
■MHPから4人、善良党で5人
MHPは昨年と今期で女性の国会議員の数を4人で保った。
アダナからはアイシェ・スィベル・エルソイ、チャンクルからはペリン・ユルク、カフラマンマラシュからはズハル・カラコチ・ドゥラとネヴシェヒルからはフィリズ・クルチが議会に入る権利を手に入れた。善良党は、昨期に3人の女性国会議員の数を今期には5人にまで引き上げた。この枠組みで、アダナからはアイユジェ・トュルケシュ・タシュ、ウスパルタからはアイリン・ジェスル、イスタンブルの第三地区からはアイシェ・スィベル・ヤヌコメロール、マニサからはシェノール・スナト、テキルダーからはセルジャン・ハムシュオール氏が議会唯一の女性議員である。
■TİPから唯一の女性議員はカドゥギル
TİPからの唯一の女性国会議員は、第27期にそうであったようにイスタンブル第一地域からサリハ・セラ・カドゥギル氏となった。緑と左派党のリストにおける女性国会議員は以下の通りだ:
「アダナからはトゥライ・ハトゥモール・オルチ、アールからはネジュラ・デミル氏、バトゥマンからはゼイネプ・オドゥンジュ、ヌルテン・エルトゥールル、ビトゥリスからはセムラ・チャーラル・ギョカルプ、ディヤルバクルからはハリデ・テュルコール、アダレト・カヤ、セヴィライ・チェレンキ・オゼン、ジェイラン・アクチャ・ジュポロ、ガズィアンテプからはセヴダ・カラジャ・デミル、ハッキャリーからはオズヌル・バルティン、イスタンブルの第一地区からはケズィバン・コヌクジュ・コク、イスタンブル第二地区からはオズギュル・サキ、イスタンブル第三地区からはチーデム・クルチギュン、チチェキ・オトゥル、イズミル第一地区からはブルジュギュル・チュブク、カルスからはギュルスタン・クルチ・コチイート、マルディンからはサリへ・アイデニズ、カムラン・タンハン、ベリタン・ギュネシュ・アルトゥン、メルスィンからはペリハン・コジャ、ムシュからはスメイイェ・ボズ、スィィルトからはサバハト・エルドアン・サルタシュ、
シャンルウルファからはディラン・クント・アイハン、シュルナクからはネヴロズ・ウイサル・アスラン、
アイシェギュル・ドア―ン・ダール、トゥンジェリからはアイテン・コルドゥ、ヴァンからはペルヴィン・ブルダン、
ギュルジャン・カチュマズ・サイイート、ギュルデレン・ヴァルリ氏」
■30歳より下の5人の議員
第28期の立法期間においてトルコ大国民議会では30歳以下の5人の国会議員が職務に当たる予定だ。これによれば、においては、AKPは30歳以下の4人の国会議員を議会に送る中で、緑と左派党は一人の国会議員が議会に選出されることになる。
アンカラ第一地区第四議員候補として提示されたAKP中央若者支部AR-GEと教育省ゼフラヌル・アイデミル氏(25)は議会の最年少の議員となる。
■MHPで4人、善良党で5人
MHPは、過去の期間とこの期間で女性の国会議員の数を4に保った。
アダナからはアイシェ・スィベル・エルソイ氏、チャンクルからは、ぺリン・ユルク氏、
カフラマンマラシュからはズハル・カラコチ・ドラ氏とネヴシェヒルからはフィリズ・クルチ氏が国会に入る権利を獲得した。善良党は、過去に3人だった女性の国会議員の数を今期は5にまで増やした。この枠組みにおいて、アダナでは、アユッジェ・テュルケシュ・タシュ氏、ウスパルタからはアイリン・ジェスル氏、イスタンブル第三地区からは、アイシェ・シベル・ヤヌキョメロール、マニサからはシェノール・スナト、テキルダーからはセルジャン・ハムシュオール氏が国会の女性国会議員となった。
イスタンブル第三地区から国会議員として選出されたルメイサ・カダク氏(27)と並行して、
AKPガズィアンテプ県女性支部長メスト・ボザトゥル(29)とイズミル第二地区国会議員として選出されたAKP若者支部長エユップ・カディル・イナン氏も(30)議会での位置を得ることになるだろう。
緑の左派党はマルディンにおいて候補として示された28歳の精神科医ベリタン・ギュネシ・アルトゥン氏が、若い国会議員の中に含まれる。
2018年6月の国会議員選挙でイスタンブル第三地区から国会議員として選出されたリュメイサ・カダク氏とともに、議会で最も若い国会議員を擁しているAKPは、第28立法期においてこの特性を守ることとなった。
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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:55611 )