■イスラエル外務省、ツイッターの所有者イーロン・マスク氏を「反ユダヤ主義」として非難

【エルサレム：本紙】

イスラエル外務省は、ツイッターの所有者イーロン・マスク氏がホロコーストの生存者であるユダヤ人実業家ジョージ・ソロス氏を「人類を憎んでいる」として非難したことをうけ、マスク氏を「反ユダヤ主義」と非難した。

ヘブライ語紙『ハアレツ』によると、イスラエル外務省は、火曜日の夜にツイッターの公式アカウント上で投稿した一連のツイートのなかで、マスク氏を批判した。これは同日の午前中に、マスク氏がソロス氏（92歳）を非難する「反ユダヤ主義的な雰囲気」のあるツイートを投稿したのちのことであった。

世界でもっとも裕福な人々のうちのひとりであるマスク氏は、ソロス氏が「人間を憎んでいる」と述べ、同氏を「X-メン」シリーズの悪役であるマグニートーに例えた。マグトーニーは、子供の頃にホロコーストを生き延び、物を操り、望む形に変えられる特殊な能力を持っている。

イスラエル外務省は、「ユダヤ人という言葉は、SNS の所有者・CEOであるイーロン・マスク氏による反ユダヤ主義的なツイートののち、今日ツイッターのトレンドリストにのぼった」と述べた。

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（ 翻訳者:坂上晴郁 ）
（ 記事ID:55618 )