14日の投票結果を当てたアンケート会社、では決戦投票は?-3つのシナリオ
2023年05月18日付 Cumhuriyet 紙
大統領選挙の1回目の投票では投票率が過半数を超す候補者がおらず、公正発展党レジェプ・タイイプ・エルドアン党首が49.52%、共和人民党ケマル・クルチダルオール党首が44.88%の支持を得た。ATA同盟の候補であるスィナン・オーアン氏の得票が分配されると考えると、これが非常に重要になってくる。
選挙が決選投票となることと、候補者の得票率をほぼ正確に予測したソナル調査会社のオーナーであるハーカン・バイラクチュ氏は、2回目の投票について語った。
1回目の投票について、エルドアン大統領の得票率を48.8%、ケマル・クルチダルオール氏の得票率を44.1%、スィナン・オーアン氏を3.5%と予測したバイラクチュ氏は、CNNトゥルクの取材に対してスィナン・オーアン氏の票が2回目の投票でどう配分されるかの予測を共有した。
■スィナン・オーアン氏の票の配分に関する3つのシナリオ
まだアンケートの調査結果が出ておらず単なる予測の発表だと強調したうえで、バイラクチュ氏は3つの異なるシナリオに従い予想される得票率について語った。
バイラクチュ氏は、スィナン・オーアン氏がどちらにも付かないか、エルドアン大統領とクルチダルオール氏のどちらを支援するかによって5.2%の票の配分がどうなるかを以下のように示した。
スィナン・オーアン氏がどちらにも付かない場合
1.8%がケマル・クルチダルオール氏に
1.8%がレジェプ・タイイプ・エルドアン氏に
1.6%が無投票となる
スィナン・オーアン氏が決選投票でケマル・クルチダルオール氏を支援する意思を示した場合
2.2%がケマル・クルチダルオール氏に
1.0%がレジェプ・タイイプ・エルドアン氏に
2.0%が無投票となる
スィナン・オーアン氏が決選投票でレジェプ・タイイプ・エルドアン氏を支援する意思を示した場合
1.8%がケマル・クルチダルオール氏に
2.0%がレジェプ・タイイプ・エルドアン氏に
1.4%が無投票となる
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:小鉄礼子 )
( 記事ID:55620 )