サウジアラビア:アラブ連盟首脳会議がシリア大統領の参加のもとジェッダで開催
2023年05月19日付 al-Quds al-Arabi 紙
■モロッコ、アルジェリア、オマーン、アラブ首長国連邦、クウェート、スーダンの各首脳の欠席、そしてアサド大統領の出席のもと、ジェッダでアラブ連盟首脳会議が開幕
【ドーハ:本紙】
アラブ連盟理事会の第32回首脳会合が金曜日、シリア政権のトップであるバッシャール・アサド大統領が参加のもと、サウジアラビアのジェッダで開幕した。同大統領は木曜日の夜にジェッダに到着した。
カタール通信社は、カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長がムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー首相兼外務大臣および公式代表団を伴い、自国代表団を率いることを明らかにした。サウジアラビアがシリア政権のトップであるのバッシャール・アサド氏への招待を発表して以降、同政権のアラブ連盟加盟資格が凍結されたのちの、同政権のアラブ政権への復帰に関する論争が沸き起こった。
カタールは、これまで晒されてきた抑圧に反抗した国民の願望が実現されるまでは、シリア政権に対する立場を変えないと公然に表明したアラブ諸国の一つである。シリアのテレビは、アサド大統領がアラブ首脳会議の「(首脳会議の)活動に参加するため、ジェッダのキング・アブドゥルアズィーズ国際空港に到着した」と報じた。
(後略)
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( 翻訳者:水口笑華 )
( 記事ID:55624 )