イスラエル客船、アランヤに―マーヴィーマラマラ号事件以来、初
2023年06月10日付 Milliyet 紙


マーヴィーマルマラ号事件後に初めて、イスラエルの客船がアランヤに係船した。船からは観光客1601人と乗組員601人が下船し、市場で買い物をした。

イスラエルのハイファ港から出港した全長207mの豪華クルーザーが、アランヤ港に係船した。船にはイスラエル人の乗客1601人と乗組員601人が乗っていると伝えられた。アランヤ警察、沿岸警備隊および港湾管理者によれば、異例の対策がとられた一方で、海上の一部に安全用ブイが設置された。警察と民間警備は周辺で厳しく警戒した。

通関手続き後、下船した千人超の観光客は市内の中心部で買い物を楽しんだ一方で、観光客120人はバスでマナヴガトとスィデ地域に向かった。観光客はアランヤの歴史的な観光地を巡り、夕方頃(キプロスの)リマソール港に向けて出発した。

2010年5月31日に人権・自由人道支援財団と自由ガザ運動が主催してガザに人道支援を行った船6隻に対して公海上でイスラエルが攻撃を行い、イスラエル軍部隊によって1隻の乗組員10名が殺害された。この事件をうけてトルコはイスラエルと国交を断絶した。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:55757 )