パレスチナ:ラマッラ近郊で占領軍がパレスチナ青年を射殺(2)
2023年06月11日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ラマッラ近郊でパレスチナ人青年が射殺され、兵士も負傷…パレスチナ大統領府:ネタニヤフ首相の発言は誤解を招く

【ガザ:アシュラフ・フール、本紙】

占領軍は夜明けにヨルダン川西岸地区北部のジェニン市を襲撃し、銃やスタングレネード(音響閃光弾)を発射した。この襲撃で変電所の一つで火災が発生したが、民間防衛隊は火災現場に到着できなかった。また、店舗の一つも破壊された。そして、襲撃に立ち向かった若者たち(と占領軍)の間で衝突が起こった。

占領軍は、各地で急襲作戦を展開し、多数の若者を逮捕した。その中にはラマッラ西部のナビ・サーレフ村出身の負傷した若者2人も含まれている。また、ナブルス南部の町ベイタを襲撃し、大々的な家宅捜索を行った。

エルサレム旧市街のアル=アクサー・モスクでは、占領軍が入口で課した厳しい措置や軍による検問にもかかわらず、5万5000人以上の市民がモスクの中庭で金曜日の正午の礼拝を行った。占領軍の兵士たちは礼拝者らを足止めし、身分をチェックして、多くの市民がモスクに入るのを阻止した。

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( 翻訳者:石井風帆 )
( 記事ID:55780 )