■今月25日に開催予定のダマローズ収穫フェスティバルの実施に向けた準備が完了

【シリア国営通信：ダマスカス郊外】

またダマスカス郊外県が農業、水、電力に関連する各部局と農民組合に対し、活動を妨げている困難を特定するよう要請したとしつつ、同フェスティバル開催場所に仮設レストランが設置され、そこで活動するよう地元コミュニティの女性らへの奨励が行われることが決定していると指摘した。そのほか、特設ブースでの商品展示やプロモーションの企画が実施される予定だという。

ビータール氏は、村内のダマローズの植栽面積が約200ドゥナム増加し、バラに必要な補給水を確保するために、追加の井戸と貯水タンクのほか太陽光発電システムが設置されたことを明らかにした。また同氏は、今年は生産量が多くなり、価格もより手頃なものとなることを予想した。

2019年、ダマローズは、国連教育科学文化機関（UNESCO）の人類の無形文化遺産のリストに登録された。

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（ 翻訳者:浪内紫雲 ）
（ 記事ID:55840 )