シリア:アレッポ城塞で入口部の修復作業が開始(2)
2023年06月20日付 その他 - シリア国営通信 紙
■地震の被害を受けたアレッポ城塞入口の修復作業が開始
【シリア国営通信:アレッポ】
スキーフ氏は続けて、「活動プロセスを構築し、アレッポ旧市街の損傷部分、特に倒壊の恐れに瀕している城塞のメインゲートを修復するにあたっての対応段階に移行すること目的として、さまざまな関連機関や地元コミュニティの人々にあらゆる活動提案が提示された」と指摘した。さらに「同時に、アレッポ城塞入口が世界人類遺産リストに登録されているために、修復条件や遵守されるべき建築基準を考慮しつつ、これを修復するための活動計画が策定された」と述べた。
本紙のカメラはアレッポ城塞入口の修復作業を捉えることができた。その際アレッポ遺産・博物館総局のエンジニアであるアーミナ・サーブーニー氏は、「修復作業の対象には、入口階段のアーチ屋根部が損傷したアレッポ城塞入口が含まれている」と説明した。さらに「損傷部分の解体・再建」がなされるほか、「城内の各所に加えて、ひび割れや亀裂などの被害を受けた第一登城塔外装や外部防御壁」が修復されると述べた。
(3)に進む
(1)に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:浪内紫雲 )
( 記事ID:56038 )