ソマリア:アッ=シャバーブに関して米次官と会合
2023年07月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ソマリア大統領がアッ=シャバーブ運動との戦いに関して米高官と話し合う
【モガディシュ:アナトリア通信】
ソマリアのハサン・シャイフ・マフムード大統領は木曜、アッ=シャバーブ運動に対する戦いの第二局面における米政府の役割に関してブライアン E. ネルソン米財務次官(テロ担当)と話し合った。
ソマリア大統領府が同機関のフェイスブックアカウントに投稿した短い声明によると、この会合は米次官が行った首都モガディシュの1日間の公式訪問の中で行われた。
声明によると、両氏は会合で「テロ組織であるアッ=シャバーブ運動の戦闘員の活動資金の財源を枯渇させるためにソマリアがとった金銭的措置」に関して話し合った。
大統領府はシャイフ・マフムード大統領の発言として、「政府がテロリストの資金源に対して、そして諜報活動によって彼らの収入源をターゲットにして定めた金融法は、ソマリア軍が成し遂げた戦場での成果に大きく貢献した」と伝えた。
また、両氏はアッ=シャバーブ運動への金融制裁における両国の協力方法、およびその戦闘員との戦いの第二局面における米国の役割、さらにソマリアの債務免除計画に関して話し合った。
一方、ネルソン次官は「米はテロおよび資金洗浄との戦いにおいてソマリアへの支援を決意している」とし、「ソマリアにおける平和と安定こそが地域および世界の平和の基礎である」と強調した。
(後略)
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( 翻訳者:上野瞭太 )
( 記事ID:56073 )