スーダン:ハルツームで軍とRSFが衝突
2023年07月30日付 al-Quds al-Arabi 紙
■スーダン.. ハルツームにおいて軍とRSFの間で激しい衝突
【ハルツーム:アナトリア通信】
スーダン軍とRSF (即応支援部隊) の間で日曜(30日)夕方、首都ハルツーム南部のいくつかの住宅地において激しい衝突が発生した。
目撃者らの報告によると、衝突はスーダン軍の装甲車両基地の西側に位置するアシャラ地区およびヌズハ地区において発生したという。
目撃者らは、衝突は該当地区における最も激しいものであり、双方の間で重火器および小火器が使用されたと語った。
また、他の目撃者は、装甲車両基地近くのガブラ地区およびスィハーファ地区においても大砲と重火器の音が轟いたと述べた。
こうした展開は、ジェッダにおける双方の交渉が頓挫し、木曜にスーダン軍の使節団が帰国した状況下で起きたものだ。なお、RSFは自身の使節団がサウジアラビアの街に留まっていると述べた。
スーダン外務省は土曜、「障害を克服する」ことをスーダン軍の交渉団がジェッダに戻りRSFとの非直接交渉を再開する条件とした。
4月中旬よりスーダン軍とRSF戦闘に突入し、一連の停戦は機能していない。国連によると3000人以上が死亡し、その大半は市民であったという。また、約300万人は難民あるいは国内避難民となっているという。
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( 翻訳者:上野瞭太 )
( 記事ID:56077 )