ヘジャーブ未着用のある女性に裁判所から一か月のテヘランの死体洗い場での作業と死体洗いを言い渡された判決の詳細が明らかになり、有識者たちは二つの点から驚いている。

【ハムシャフリー電子版】
　イラン紙は報じた。「第一に、死体を洗うことは宗教的な作業であり、イスラーム法上の義務である。それゆえ、なぜこの判決では一つの宗教的・イスラーム法上の行いが社会的断罪と認識されているのか明らかになっていない！」
　この種の有罪判決に反応し、死体を洗うという宗教的な行動を軽視し、耐えがたい些末な仕事だと思わせていると批判する有識者たちもいる。
　この点に加えて、ヘジャーブの未着用に対する刑罰の在り方に関する二重基準についても批判が起きている。問題は、尊敬すべき裁判官殿は、有名人にもこの判決を下す気があるのか、もしくは、無名の一般人にのみこのような判決を下すのかということだ！
　当然のことながら、世論が望んでいるのは、社会的問題を解決するための抑止的措置においても差別があってはならないということだ。一般的な犯罪、つまりヘジャーブを付けていない女性が有名人であれば、罰金が宣告されるか、せいぜい精神科クリニックに行かされるだけであるが、もしこの女性が有名人でなく、いわゆる一般人であった場合には一か月の死体洗いとなる可能性があると認識されてはならない！

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（ 翻訳者:KY ）
（ 記事ID:56202 )