エジプト:ヨルダン外相と二国間関係、パレスチナ問題について議論
2023年08月22日付 al-Quds al-Arabi 紙


■エジプト..スィースィー大統領とサファディー外相が二国間協力、パレスチナ問題について議論する

【アンマン:アナトリア通信】

エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は火曜、ヨルダンのアイマン・サファディー外相と共に、二国間関係の将来や、パレスチナ問題解決に向けた重点的な国際的努力の方法について検討した。

ヨルダン外務省の声明によると、この会談はサファディー外相によるエジプトへの予告のない訪問の一環で、アラメイン市(西部)に同外相を迎えている期間に実施された。

サファディー外相は、アラメイン市で開かれたエジプト、ヨルダン、パレスチナ間の3カ国首脳会談のおよそ1週間後にエジプトに到着した。同三国の首脳らは、地域的・国際的な必要性として、パレスチナ問題の解決と平和の実現の重要性を確認した。

ヨルダン外務省は今日(22日)付の声明で、サファディー外相がスィースィー大統領にヨルダン国王アブドゥッラー2世の親書を届けたと述べた。その親書では「協力を発展させ、二国間の同胞的・歴史的関係を強化し、商取引を活発化する方法」について取り上げられた。

会談は、パレスチナ問題を筆頭とする地域的危機の解決、平和と安全、安定の実現にむけた努力について言及した。

両者はパレスチナ問題についての検討を通じ、二国間解決に基づき、信頼できる情報筋と国際的正当性に関する決議に依拠し、公正で包括的な平和の実現を目的とした、重点的な国際的努力への継続的な取り組みの重要性を強調した。

当会談には、エジプト大統領に加え、サーミフ・シュクリー外相、総合諜報局長官アッバース・カーミル少将の二名が出席した。

ヨルダンの声明はサファディー外相の到着日および訪問期間について公表しなかった。

(後略)

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( 翻訳者:檜山彩名 )
( 記事ID:56203 )