シリア:社会問題労働省がNGOとのパートナーシップ強化に向けた対話ワークショップ「シャムル」を開催(5)
2023年07月16日付 その他 - シリア国営通信 紙
■非政府組織(NGO)の参加活動を強化するための対話ワークショップ(シャムル)が開催
【シリア国営通信:ハマー】
ラタキア県社会労働局長のアンマール・アフマド氏は本紙特派員らへの声明のなかで、「シリア・コンピュータ協会の本部で開催されたこのセッションは、前向きな雰囲気と、課題の議論、アイデアの提示、経験の交換における透明性に特徴づけられた」と述べた。
「ファラフ小児がん患者協会」のサーミル・ミスリー理事長は、「シャムルは、NGOの活動を組織し、彼らが直面する問題の解決策を見つけ、また個人・社会に利益をもたらすかたちで彼らの開発プログラムの支援を提供するために、我々が必要としている最良のプロジェクトのひとつである」と説明した。
一方国際青年室「ウガリット」の2023年度地域局長を務めるカーラ・イード氏は、政府と民間の取り組みを調整することにならび、より良い成果を生み出し社会サービスのレベルを向上させるために、全ての当事者の間のパートナーシップを強化するという点で、「シャムル」プロジェクトの現段階における重要性を強調した。
さらにモザイク人間救済開発協会の若年メンバーであるマアムーン・ミスカール氏、シリア同胞団のナビール・ディーブ氏、5年間にわたってボランティアとして活動している若者のラワード・ムハンマド氏は、これらのセッションを通じて、団体や組織の活動について知り、それらの開発における積極的な役割を強化するための提案について議論する機会を見出した。さらに救援活動と開発活動の取り組みを統合し、危機、災害、および起こり得る問題や課題に関するパフォーマンスの効率を高めることに貢献するような結果を出したいとの希望を表明した。
(3)に戻る
最初に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:浪内紫雲 )
( 記事ID:56248 )