内務省は「アラビア語の看板の抑止」に関した請願に対して、「国内で外国人が経営する店舗の看板では、トルコ語の使用を原則とする。外国語の表記は、トルコ語表記の25パーセント以内の大きさとフォントでなければならない。」とした。
ブルサ県で、あるトルコ国籍の人物は、「アラビア語の看板使用の抑止」に関して、トルコ大国民議会の請願委員会に請願書を提出した。請願書を受理した委員会は、この件に関して内務省に連絡をとった。内務省から議会に送られた回答には、アラビア語の看板使用に関して、以下の点が伝えられた。
■25パーセントを超えてはならない
「国内で様々な在留資格で滞在する外国人によって経営される一部の店舗の看板が、トルコ規格協会(TSE)の基準にのっとっていない状況が見られる。TSEの「組織で使用される看板のルール」によると、商業目的の看板については、トルコ語の単語が使用されることが原則であることが明記されている。TSEのこの件に関連した決定にしたがい、看板で使用される外国語表記は、トルコ語表記の25パーセントを超えない大きさとフォントであることが求められている。
広告パネルと商業用看板に関する基準を明確化する点については、地方自治体に権限が与えられている。加えて、県・郡知事の調整で、県移民局、警察機関、地方団体、関連する公共団体、事業者団体及び、関連する市民社会組織(STK)の代表者が集まって、県/ 市が基準を儲けるための委員会が設立され、モニタリングを行っている。」
■イスタンブルのどこにでもアラビア語が。
外国語で書かれた看板は、最高級住宅街から貧困地域にまで、イスタンブルのどこでも見かけるようになった。一部の看板は英語、もしくはアラビア語の単一言語だけで書かれているが、一部の看板には複数言語が混在している。
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( 翻訳者:章由実 )
( 記事ID:56315 )