エジプト:国連総会に合わせスーダン近隣諸国の外務大臣会議を招集する意向を発表
2023年09月14日付 al-Quds al-Arabi 紙


■エジプトはニューヨークでスーダン近隣諸国の外務大臣による会合を来週招集する考えを示す

【カイロ:DPA】

エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、今週木曜日(14日)にアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官と電話会談を行い、スーダン危機やリビアの状況をはじめとする地域内の多くの重要な課題について協議した。

エジプト外務省のスポークスマンであるアフマド・アブーザイド大使によれば、この会談において、シュクリー外務大臣はスーダンにおける人道及び政治的危機に対処するためのエジプトの取り組み及び、近隣諸国の指導者に提示された行動計画の実行メカニズムの確立を通じたスーダン近隣諸国の取り組みを検討したという。

また、シュクリー外務大臣は来週ニューヨークで開かれる国連総会の合間に、近隣諸国の外務大臣たちを招集して会合を開くというエジプトの意向を明らかにした。

これに関して、ブリンケン国務長官は、アメリカは中東やアフリカの情勢の平和や安全、安定の強化において、エジプトが重要な役割を担っていることを評価していると語った。

同様に、会談ではリビアの状況や最近同地で起こった人道的な悲劇についても触れられ、リビア国民やリビアの被災地に住んでいるエジプト国民への救助活動を支援するためのエジプトの現在の取り組みについての検討が行われた。

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( 翻訳者:長谷川優希 )
( 記事ID:56327 )