イエメン:内戦終結へ向け、サウジアラビアがフーシ派をリヤドでの会談へ招待(1)
2023年09月16日付 al-Quds al-Arabi 紙
■サウジアラビアが会談のためにフーシ派を招待し、アメリカはこれを歓迎
【ワシントン:ロイター通信】
サウジアラビアは、イエメンのフーシ派の使節団をリヤドで開かれる会談へ招待した。このことに対して、アメリカ国務省は金曜(15日)、歓迎の意を示した。また同時に、同省はこれを「和平へ向けた重要な一歩」であるとした。
サウジアラビアは、リヤドで開かれるイエメンの停戦会談にフーシ派の使節団を招待した。また木曜にサウジアラビア通信社(SPA)が述べたところによると、サウジアラビアは「イエメン内戦の恒久的かつ包括的な停戦、また持続可能でイエメンのすべての当事者から受け入れられる政治的解決に至るため」、自国、及びオマーンが尽力を続けることを望んでいるという。
サウジアラビアとイランが、中国を仲介として両国間の国交回復に合意して以来、和平への取り組みは強まっている。イエメンにおける恒久的な停戦合意に至ることは、中東情勢の安定化実現に向けた重要な功績となるだろう。
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( 翻訳者:酒井梢太 )
( 記事ID:56345 )