■スィースィー大統領が生活上の負担に直面する国民を支援するため、多くの措置を取ることを決定

【カイロ：本紙】

エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースイー大統領は政府に対し、生活で直面している負担から国民を助けるためにいくつかの措置を講じるよう指示した。

スィースィー大統領は自身が、エジプトの家族が生活上の負担に直面するなかで直面している苦しみの程度を理解していると述べた。またこうした負担はコロナ禍を背景とする世界規模の複雑な危機にともなう経済的悪影響に起因するものであり、加えてロシアによるウクライナ侵攻によってこの影響は倍増したと語った。

同大統領はエジプト中部のベニスエフ市で複数のプロジェクトを始動したのに際して、自身が「この経済的悪影響を制御するために、エジプトの持つ能力や可能性を用いて、尽力することを惜しまなかった」と述べた。

加えて「もし実効的な経済措置にかかわる我々の事前の準備がなければ、この危機による影響はさらに大きくなっていただろう。しかしながら神のおかげで、また科学的な管理や正確な業務によって、我々は危機への対処に成功した。また成功の輪を止めることなく、開発計画を停滞させないままに我々は難局を乗り越えている」と述べた。

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（ 翻訳者:星野 明里 ）
（ 記事ID:56348 )