イエメン:内戦終結へ向け、サウジアラビアがフーシ派をリヤドでの会談へ招待(2)
2023年09月16日付 al-Quds al-Arabi 紙


また、アメリカ国務省は金曜、「この和平に向けた重要な一歩は、サウジアラビアとフーシ派の間の一連の交流範囲を広げるものだ」と述べた。

さらに同省は次のように付け加えた。「先週、アメリカの高官がサウジアラビア、オマーン、UAEを訪れ、イエメン和平実現の現実的な道筋について、この地域のパートナーや、イエメンの当事者たちと協議をした。このときの訪問が、結果的にリヤドでの会談に繋がった。」

イエメンでは2014年に、イランからの支援を受けたフーシ派が、イエメン政府を首都サナアから追い出し内戦が勃発した。フーシ派が公式にサウジアラビアを訪問するのは、開戦以来初めてのこととなるだろう。

フーシ派は、サウジアラビアが指揮を執る有志連合と戦っている。この紛争では、数十万の人が亡くなり、またイエメン国民の80%が人道支援に頼らざるを得なくなった。

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( 翻訳者:酒井梢太 )
( 記事ID:56353 )