レバノン:在ベイルート・アゼルバイジャン大使館前で大規模デモ(2)
2023年09月29日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アルメニア系レバノン人らが在ベイルート・アゼルバイジャン大使館の襲撃を試みる
【ベイルート:本紙】
その後デモ参加者らは、大使館の入り口や治安部隊に向けて爆竹を投げつけ、それを原因として大使館周辺で火災が発生した。
ダシュナク党(アルメニア革命連合)の書記長であるハゴプ・パクラドニアン議員は、従属当局からのカラバフの引き渡しは終わったとする声明を発表した。
パクラドニアン氏は、カラバフで発生したことの責任はアルメニアのニコル・パシニャン首相にあると述べた。
2020年9月27日、アゼルバイジャン共和国軍は軍事作戦を開始した。そして激しい戦闘ののち、アゼルバイジャンとアルメニアはロシアの仲介で停戦合意に至った。
しかし今月9月19日には、アゼルバイジャンはカラバフにおける憲政の強化を目的に、軍事作戦を開始した。その後作戦停止合意の翌日に、同作戦は終了した。
(1)に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:56412 )