アメリカ:イスラエルへの攻撃に対するトランプ氏とマッカーシー氏の反応
2023年10月08日付 al-Quds al-Arabi 紙
■マッカーシー氏は、ハマスのミサイルが「イスラエルのアイアンドーム」システムを圧倒したと語り、トランプ氏は、このミサイルはアメリカの弱さの結果だと考える。
【ワシントン:本紙、ラーイド・サーリハ】
ドナルド・トランプ前アメリカ大統領は、(同氏の表現によると)ハマスによるイスラエルへの最近の「攻撃」は、アメリカが「弱く無能」であるとみなされた結果だと述べた。
「攻撃されたのは、我々が弱く無能で、弱い指導のもとにあると思われているからだ。」とトランプ前大統領はアイオワ州のウォータールーで行われたイベントで語った。
さらに、彼は「世界すべてにおいて、事態はわずか3年前と同じではなくなっている」と付け加えた。
トランプ前大統領はまた、今回の攻撃について「イスラエルには自衛する権利がある」と攻撃に関する先の声明で述べている。
他方、ケビン・マッカーシー前アメリカ下院議長は、ガザから飛来したミサイルがイスラエルの防衛システム「アイアンドーム」を圧倒したと述べ、このシステムは空中で短距離ミサイルを迎撃できるミサイルの防衛システムだが、継続的に来るミサイルを迎撃するには再装填が必要だと指摘した。
さらに、「5000発ものミサイルがアイアンドームを攻撃しているということを理解するべきだ」とマッカーシー氏はFOXニュースのインタビューで付け加えた。
そして、「アイアンドームはこんな数を抑え込むことはできない」と続けた。
なお、マッカーシー氏は今回の事態をイスラエルにとっての「真珠湾攻撃」だと表現した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:星名紗和 )
( 記事ID:56453 )