パレスチナ: アラブ諸国がイスラエル情勢に関して「エスカレーションの停止と自制」を求める
2023年10月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アラブ諸国がイスラエルとパレスチナによるエスカレーションを停止するよう呼びかけ

【ロンドン:アナトリア通信】

エジプトとヨルダンが沈静化に向けて接触を行うなか、アラブ諸国は、イスラエル側とパレスチナ側のエスカレーションの停止と自制を求め、国際社会に行動を起こすよう呼びかけた。

これはサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、オマーン、バーレーン、エジプト、ヨルダン、イラク、アルジェリア、モロッコ、レバノン、リビア、イエメンの外務省が発表した声明にならび、湾岸協力会議、アラブ連盟、イスラーム協力機構、アズハル学院による声明のなかで言及されたものである

このようなアラブの立場は、土曜日の朝に始まったパレスチナとイスラエルによる前例のない衝突とともに生じたものであり、同時にイスラエルの侵犯行為に対するパレスチナの公の非難が生じた。

エスカレーションの即時停止を求める呼びかけ

サウジアラビア外務省は、「両者間のエスカレーションの即時停止、民間人の保護、自制」を求め、国際社会に対し、「2国間解決につながる信頼できる和平プロセスを活性化させる」よう、あらためて呼びかけた。

さらにUAEは外務省の声明で、「エスカレーションの停止、即時停戦、民間人の生命を保護する必要性」を訴え、国際社会に対し、和平達成のための努力を進めるよう促し、「直近の戦闘により亡くなったすべての犠牲者に心からの哀悼の意を表する」と述べた。

日曜日に発表された新たな声明で、同省は民間人の保護を呼びかけ、当面の優先事項は暴力を終わらせ、民間人を保護することだと強調した。

(後略)

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( 翻訳者:國松吟音 )
( 記事ID:56457 )