カタール:イスラエルとハマスの捕虜交換取引協議を主導
2023年10月09日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ロイター通信:カタールは、パレスチナ人女性捕虜の解放に向けてイスラエルとハマースの交換取引のための協議を主導
【ドーハ、ガザ:ロイター通信】
関係者に語ったところによれば、カタールの仲介人はイスラエルの刑務所にいるパレスチナ人の子供や女性36人の釈放の見返りとして、ガザで人質にとられているイスラエル人の女性や子供の捕虜解放の交渉を試みるため、ハマースの指導部と緊急に接触しているという。
協議の成り行きをよく知るこの関係者よれば、土曜の夕方以降アメリカと連携して進めている交渉は「前向きに進んでいる」と言うが、互いに攻防を繰り広げる状況下で突破口の兆しは見られない。
また、同関係者によれば、カタールは、ハマースがガザからの攻撃を開始し、イスラエルの街を強襲して800人以上のイスラエル人を殺害し、数十人の捕虜を人質に取って以来、ガザやドーハにおいてハマースの指導部と接触しているという。
一方、今朝早く、ハマースの軍事部門カッサーム旅団は、ガザ地区への爆撃によって人質にとっていたイスラエル人の捕虜4人が死亡したと発表した。
カッサーム旅団のスポークスマンであるアブー・ウバイダ氏は自身のテレグラムのアカウントへの投稿で、昨夜と今日のイスラエルによるガザ地区への爆撃により敵の捕虜4人が死亡し、敵の捕虜となっているジハード戦士たちが殉教した、と言った。
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( 翻訳者:小林友哉 )
( 記事ID:56463 )