シリア:人々はパレスチナでの「アクサーの大洪水」作戦との連帯を表明
2023年10月08日付 al-Quds al-Arabi 紙


■スワイダーのカラーマ広場で、シリアの人々は「アクサーの大洪水」作戦との連帯を宣言する

【ダマスカス:本紙、ヒバ・ムハンマド】

シリアの街頭では総じて、南部のスワイダー県では特に、広域軍事作戦で生じた土曜日の出来事と連帯する声が上がっている。この軍事作戦は、カッサーム旅団がいわゆるガザ地区において仕掛けたものである。また同時に、人々は占領されたパレスチナでの「アクサーの大洪水」作戦との連携を表明した。

スワイダーの住民は、日曜、街の中心のカラーマ広場における大規模なデモの中で、50日以上続く抗議活動を再開した。参加した人々は、「アクサーの大洪水」作戦の民衆蜂起を支持し、イスラエルによるパレスチナの土地の占領を終わらせることを呼びかけるプラカードを持っていた。

ニュースネットワーク「スワイダー24」のスポークスマンであるリヤーン・マアルーフ氏が本紙に語ったところによると、街の中心のカラーマ広場では、51日間にわたって抗議活動が行われていた。この抗議活動の参加者たちは、プラカードを掲げて政治の改革と虐殺にさらされているイドリブ住人への支援を求めたという。またイドリブへの残忍な爆撃による犠牲者の写真を持ち、プラカードを持ったり声を上げたりして、平和的な政権移譲を訴える人々の要求を強調した。同様に、デモ参加者たちはパレスチナの住民に向けて敬意を示す歌の中で、「アクサーの大洪水」作戦を支持することを表明した。

地元メディアの「スワイダー・ウォッチャー」ネットは日曜日のカラーマ広場でデモ参加者の一人が持っていたプラカードについて報じた。そこには、「アクサーの大洪水はアラブ諸国の体制の洪水を待っている」と書かれていた。同時に、スワイダー県南部のサルハド市の住民もまた、連帯集会へ出かけていき、プラカードを持って政治の改革を呼びかける国民の要求を表明した。

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( 翻訳者:酒井梢太 )
( 記事ID:56493 )