アルジェリア:パレスチナをめぐるアラブ連盟の決議に留保を表明(2)
2023年10月12日付 al-Quds al-Arabi 紙

◾️アルジェリアは、パレスチナをめぐるアラブ連盟が採択した決議文書中の「双方の民間人の殺害」という表現に対して留保を付し、市民に対して失望しないように訴えている。

【アルジェ :本紙】

同大臣は、勇敢なパレスチナ人に対するアルジェリアの限りない連帯、パレスチナ人に対する犯罪の横行への強い非難を改めて表明したうえで、シオニストの侵略からパレスチナ人を保護するために、国際的組織や団体に対して即時介入するよう何度も要求した。

そして、国連や欧州連合(EU)に依拠しつつ、非人道的な限度に達しているガザ地区への包囲は国際人権法に違反していると指摘し、「この悲劇的な状況に劣らず危険で憂慮すべきもうひとつの事態が起こっている。すなわち、現在ガザで起こっている戦争犯罪、人道に対する犯罪、大量虐殺という最も恐ろしい事態であり、今後数日で深刻化する可能性が高い」と述べた。

さらに同氏は、このような耐え難い状況をとめるためには、アラブ連盟が司法機関を含む全ての関連国際機関を招集し、イスラエルの忌まわしい政策や振る舞い、武力行使を抑止し、終わらせるために、即座のイニシアチブを発揮しなければならないと強調した。

これに関連してアッターフ氏は、アラブ諸国はこの問題における統一的な立場を打ち出す必要があると強調し、以下のように述べた。

(3)につづく

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( 翻訳者:下田光沙 )
( 記事ID:56528 )