ヒズブッラー:レバノン国境付近のイスラエル戦車を攻撃
2023年10月18日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヒズブッラー:レバノン国境付近のイスラエルの戦車を標的にする

【ベイルート:アナトリア通信】

水曜(18日)明け方、ヒズブッラーは、レバノン南部アイタ・シャアブに面するイスラエルの「ラーヒブ」拠点のメルカバ戦車を標的にし、その結果、戦車の乗組員が死傷したと発表した。

同組織は声明で殉教者フセイン・ハーニー・タウィール氏とマハディー・ムハンマド・アトウィー氏の2人が、水曜明け方の3時15分、ラーヒブ拠点のメルカバ戦車を標的にした」と述べたうえで、「戦車に直接的な被害を与え、戦車の乗組員が死傷した」と語った。

イスラエルの国営通信は水曜、レバノン南部からの対戦車ミサイル発射を受けて、火曜夕方までに4人のイスラエル兵が負傷したと発表した。

また、イスラエル公共放送機構は、ヒズブッラーがシュトゥーラー村近辺のレバノン国境付近に対して発射した対戦車ミサイルによって、昨夜4人のイスラエル兵が軽傷を負ったと報道した。

ヒズブッラーは昨日火曜日、「イスラエル軍との衝突によって、レバノン南部で構成員5人が殉教した。これによって、『アクサーの大洪水』作戦後の衝突による本組織の殉教者の合計は9人に増加した」と発表した。

今月11月7日以降、イスラエル・レバノンの国境でヒズブッラーはパレスチナ諸派およびイスラエルとの間で断続的に交戦しており、緊張が高まっている。またその結果、双方に死傷者がでている。

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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:56541 )