パレスチナ:イスラエルの度重なるガザ地区の医療機関を狙った空爆で多くのパレスチナ人が死傷
2023年10月19日付 al-Quds al-Arabi 紙
■残忍なイスラエルの攻撃、8000人の避難民が生活するガザ地区の中核病院周辺を狙う(動画あり)
【ガザ:諸通信社】
イスラエル占領軍は、水曜日の夕方、ガザ市内のパレスチナ赤新月社(PRCS)が運営するクドゥス病院周辺を狙った激しい空爆を行った。
イスラエル軍機によるガザ市西部、タッル・ハワー地区のクドゥス病院周辺とPRCS本部への空爆の直後、PRCSは緊急声明を出して民間人と医療関係者の緊急保護を要請した。
声明によると、空爆は病院周辺の多数の集合住宅や大通りを狙ったもので、8000人以上の避難民とPRCSの職員が入居している建物には、爆発物の破片が散乱した。
昨夕、イスラエルの襲撃により、ガザ地区のマアマダーニー病院(現:アハリー病院)内で数百名のパレスチナ人が死傷した。
国連は、イスラエルは今月7日の戦闘開始以来、ガザ地区の医療および保健・衛生施設に58回の攻撃を加えたと明らかにした。
国際人道問題調整事務所(OCHA)の報告によると、イスラエルの攻撃により、保健・衛生施設の職員16人が死亡、28人が負傷した。それ以外にも26カ所で、17の病院と23台の救急車を含む、病院や保健・衛生施設が被害を受けた。
(後略)
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( 翻訳者:西川舜 )
( 記事ID:56542 )