イラン:イラン外相、アメリカを電撃訪問
2023年10月26日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イラン外相が米国を電撃訪問

【DPI通信】

イラン外務省は、フセイン・アミール・アブドゥッラヒヤーン外相が、ガザでの戦闘を受け、米国を電撃訪問したと発表した。イラン政府高官による訪米はまれである。

イラン外務省によると、アブドゥッラヒヤーン外相は、昨日水曜夜遅くにニューヨークに到着した。声明によると、同外相は国連の会合でパレスチナ人の利益に対する自身の支援を発表することを希望しているという。

ハマースが10月7日にイスラエル南部にあるパレスチナとの境界線付近を襲撃したことを受け、イスラエルはハマースが実行支配するガザ地区を爆撃している。その結果生じた死者は1400人にものぼり、その多くが民間人である。

それ以降、イスラエルとレバノンの境界線でも戦闘が勃発している。両国から死者が出ているうえに、パレスチナ人の犠牲者は6,500人におよんでいる。

イスラエルと米国は、イランの支援を受けるヒズボラに対して、第2の戦線を開くことについて警告した。

イランの指導者たちは、イスラエルに対するハマースの攻撃を賞賛しているものの、攻撃への関与は否定している。

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( 翻訳者:大石明穂 )
( 記事ID:56600 )