シリア:安保理閣僚級会合でパレスチナ人民への支持とイスラエルへの非難を表明
2023年10月26日付 al-Watan 紙


■西洋諸国とアメリカは占領者イスラエルにあからさまに殺人の許可を与えたと強調
■ミクダード大臣「シリアはこれまでも、そしてこれからもパレスチナ人民に寄り添う努力を惜しまない。」

【諸通信社】

(シリアの)外務・移民大臣のファイサル・ミクダード氏は次のように強調した。「ガザ地区への侵攻をめぐって行われている虐殺やジェノサイドの罪は、アメリカを筆頭とする西洋諸国がイスラエルに殺人をあからさまに許可することに固執し、庇護と免責を提供したから起こった。また、国連安全保障理事会に対して、責任を持ってこの虐殺と犯罪に終止符を打ち、政治的偽善やダブルスタンダードを排して、それらの罪を犯した者が説明責任を果たすよう要請している。」また、同氏は「パレスチナ人民の盗まれた権利を奪還する正当な戦いにおいて、シリアは兄弟であるパレスチナ人民に寄り添う努力を惜しまない。」とあらためて明言した。

通信社SANAによると、昨日、ハカム・ダンディー臨時代理大使が提起した「中東情勢」に関する国連安全保障理事会閣僚級会合の際に、ミクダード氏は声明の中で次の通りに述べた。「想像を絶するような危険なイスラエルの犯罪のエスカレーションや、兄弟であるパレスチナ人民に対するショッキングで残虐な侵攻行為が今年10月に起こった。これらは、戦争犯罪や人道に対する罪に当たる。というのも、占領者イスラエルは国際的に禁じられた武器を用い、ガザにおいて建物を空爆したり、水や、医薬品、電気、燃料、そしてガザ地区で暮らす我らが家族の最低限の生活必需品(の供給)を絶ったり、さらには、『強制移住』という言葉を使って脅しているのだ。」

(後略)

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( 翻訳者:山本佑 )
( 記事ID:56607 )