ガザ:米国がドローンを用い人質を捜索
2023年11月03日付 al-Quds al-Arabi 紙


■米国のドローンが人質捜索のためガザ地区上空を飛行

【ワシントン;諸通信社】

2人の米当局者は木曜(2日)、米国がガザ地区上空にてドローンの偵察飛行を行っていると述べた。これは、10月7日のイスラエル入植地への攻撃において、イスラム抵抗運動ハマースが拘束した人質を探すことを目的としたものである。

彼らは匿名を条件に、米国がガザ上空でドローンを稼働させ、人質の居場所を特定に資する情報収集を行っていると語った。

またうち一人は、ドローンの飛行が1週間以上続いていると明かした。

さらに、複数の米国当局者らは、ガザで拘束され、ハマースの支配する巨大なトンネル網の中にいるとみられる200人以上の人質に、米国人10人が含まれている可能性があると述べた。

イスラエル軍は木曜、トンネルからの一撃離脱攻撃を仕掛けるハマースへの攻撃の一環として、ガザ地区の主要都市であるガザ市を包囲した。

ガザ地区の保健当局は、人口230万人に達するガザ地区へのイスラエルの侵攻により、少なくとも9061人が死亡したと発表している。

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( 翻訳者:山中李咲 )
( 記事ID:56637 )