国境なき記者団:ガザ地区でのジャーナリストに対する戦争犯罪を提訴
2023年11月01日付 al-Quds al-Arabi 紙


■「国境なき記者団」、ガザ地区での「戦争犯罪」を提訴

【アンカラ:アナドル通信社】

「国境なき記者団(RSF)」は水曜日(1日)、ガザ地区におけるイスラエル・パレスチナ紛争でジャーナリストたちに対して行われた「戦争犯罪」を調査するために、国際司法裁判所(ICC)に提訴したと述べた。

フランスに本部を置く言論(報道)の自由の擁護を目的とした非政府組織(であるRSF)が声明で明らかにした。

RSFは、「これらのジャーナリストたちは、明らかに戦争犯罪と言える攻撃の犠牲となった」と訴えた。

火曜日(30日)にRSFがICC検事局に提出した訴状は、10月7日の紛争開始以来、ガザ地区で職務遂行中に9人のジャーナリストが死亡、2人が負傷した件に言及している。

声明では、ガザ地区にある50以上の報道機関の建物が、意図的に、全壊あるいは半壊されたことも指摘した。

RSFによると、イスラエル・ハマース紛争で、これまでに34人のジャーナリストが死亡した。そのうち少なくとも12人は取材中で、ガザ地区で10人、イスラエルで1人、レバノンで1人が犠牲となった。

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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:56643 )