ガザ:イスラエルがガザ北西部を攻撃
2023年11月06日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエルによるガザ北西部へ激しい攻撃

【ガザ】

イスラエルは、日曜から月曜にかけての夜、ガザ地区の複数の地域に、兵器による一連の攻撃を続けた。その大部分がガザ市の西部と北西部に集中している。

地元情報筋は、「イスラエルの戦闘機が地上からの砲撃を伴って、ガザ市のシャーティイ難民キャンプと西部を攻撃し、同様に、シファー病院周辺を攻撃した」と報じた。

パレスチナのワファー通信社によると、ガザ地区中部では、イスラエルの複数の戦闘機がダイル・バラフで、少なくとも家屋1軒を攻撃し、市民15人以上が死傷した。そのほとんどは子供と女性だった。また、ブライジュ難民キャンプの東部およびマガージー難民キャンプにも空爆を行った。

同様に、ガザ地区中部のザワーイダ地域にあるミシュミシュ家の家屋を攻撃し、10人が死亡、複数が負傷した。

また地元情報筋は「イスラエルの戦闘機がラファ市西部のタル・アス・スルタンを攻撃し、それにより多数の市民が死傷した」と報じた。

保健省によると、ガザ地区に対するイスラエルの継続的な攻撃により、これまでに子供4,880人、女性2,550人を含む9,770人の市民が死亡、加えて2万4,808人が負傷し、子供1,270人を含む2,660人が行方不明となっている。

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( 翻訳者:西村璃子 )
( 記事ID:56654 )