高等教育機構(YÖK)のエロル・オズヴァル理事長は、「我々は、教育・研究のあらゆる分野において欧州の大学と協力しようとする我が国の大学を支援し、奨励する」と述べた。
YÖKのオズヴァル理事長は、自身を訪ねた欧州大学協会(EUA)のジョセフ・ガレル会長及びアマンダ・クロウフット事務局長とアンカラで会談した。
YÖKで行われた会談では、欧州の大学とトルコの高等教育機関の間で、科学的及び技術的研究分野において協力を強化することが決定された。
オズヴァル理事長は、トルコは大学数、学生数共にヨーロッパ最大規模であり、トルコの208の高等教育機関で約700万人の学生が学んでいると述べた。
■「状況に合わせた認識を作りたい」
トルコはEUAに50校以上加盟しており、最も代表的な国の一つであると述べるオズヴァル理事長は、「我が国には208の高等教育機関があり、ますます多くの大学がEUAに加盟する意向を示している。これは、欧州の学術分野における新たなパートナーシップに向けた、トルコの学術機関の目覚ましい進歩である。YÖKとして我々は、教育・研究のあらゆる分野において欧州の大学と協力しようとする我が国の大学を支援し、奨励する。今回のご訪問は、高等教育分野の多くのパートナーが一堂に会するという点で非常に重要である。我々も状況に合わせた認識を作りたい」と話した。
EUAとトルコの大学間の協力を目的とした具体的なプロジェクトについて話し合うことを述べたオズヴァル理事長は、来年トルコでEUAのメンバーをもてなすことができれば嬉しいと話した。オズヴァル理事長はEUA代表団との会談において、トルコの大学がEUAの委員会により参加し、協力活動により積極的に参加しようと取り組むと述べた。
EUAのガレル会長は、加盟大学間の協力が重要であり、多くの点で大学を支援していると述べた。トルコのより多くの大学にEUAのメンバーになってもらいたいと述べたガレル会長は、トルコの大学がEUAの活動グループや委員会に参加できるよう支援すると述べた。
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( 翻訳者:田原紗樹 )
( 記事ID:56672 )