ガザ:負傷者と二重国籍者の避難オペレーションが再度中断(2)
2023年11月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


ガザ地区とエジプトを結ぶラファ検問所は、ハマースによるイスラエルの入植地への攻撃以来、イスラエルに包囲され、執拗な爆撃を受けているパレスチナの小さな地区に取り残されていた外国人や二重国籍者の避難を可能にするため、11月1日に再開された。

3日間は国境が解放され、負傷した数十人のパレスチナ人と数百人の外国旅券保持者がエジプトへ向けてガザを離れることができたが、ハマースはその後2日間避難オペレーションを中断し、再び避難を許可した。

ハマース関係者は当時、エジプト当局に送られたリストに名前が含まれていた負傷者の多くの出国をイスラエルが拒否していたということを示唆した。

一方、イスラエル軍は11月3日にガザ最大のシファ病院前で救急車を爆破したことを認め、救急車が「ハマース傘下のテロ細胞に使用されていた」と主張した。 ハマース政府の保健省によると、この爆破により15人が死亡、60人が負傷したという。

また、同省によると、爆破の標的となった車両は負傷者をラファ検問所まで搬送する準備をしていた救急車の車列の一部だったという。

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( 翻訳者:星名紗和 )
( 記事ID:56688 )