◼️エジプト：元大統領候補及び同陣営の選挙運動員22人が裁判にかけられる

アフマド・タンターウィー氏と彼の選挙運動員22人が裁判に移行

【カイロ：本紙】

本日7日、エジプトの裁判所が元大統領候補でカラーマ党党首のアフマド・タンターウィー氏、彼の選挙運動責任者で弁護士のムハンマド・アブー・ディヤール氏、および選挙運動員21人の裁判に関わる会議を開いた。21人の選挙運動員らはタンターウィー氏支持の国民委任状に署名するよう市民に呼びかけて、当局の許可を得ずに選挙に関わる書類を流布させた容疑で刑事裁判のために拘束された。

被告であるタンターウィー氏の選挙運動員21人の拘束が続く中、裁判所は裁判に関する書類を精査するため、その審理を11月28日に延期することを決定した。

大統領選立候補の委任状作成に関して支持者に制限がかかっていることを理由に選挙運動の中止を発表したタンターウィー氏は以前、不動産登記局が作成する委任状の代わりに、国民委任状を作成しそれを選挙運動本部に渡すよう支持者に求めていた。彼の支持者への制限と委任状作成が妨げられていたことを理由としており、多数の選挙運動員が逮捕されてこの措置が後退する前のことであった。

エジプトの国家選挙管理委員会の理事会は、次期大統領選挙の4人の候補者の書類を受理したことを発表した。その4人とは、アブドゥルファッターフ・スィースィー氏、エジプト社会民主党党首のファリード・ザフラーニ氏、ワフド党党首のアブドゥッサナド・ヤマーマ氏、共和人民党党首のハーズィム・ウマル氏である。

国家選挙管理委員会が発表した日程によると、投票手続きは来月12月に行われる。

Tweet

この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:渡邉翼太 ）
（ 記事ID:56690 )