イラク:アンバール県でイスラーム抵抗運動による米軍基地攻撃
2023年11月20日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イラクの「イスラーム抵抗運動」、同国西部の米軍基地への爆撃を公表
【バグダード:本紙】
イラクのイスラーム抵抗運動は月曜夜、アンバール県(バグダードから西方120km)に位置するアイン・アサド空軍基地を、同基地に駐留する米軍を狙った無人機によって爆撃したと明らかにした。
イスラーム抵抗運動の軍事広報サイトに掲載された声明は次のように説明した。「ガザにおける我々の同胞に対する犯罪への応答として、イスラーム抵抗運動のムジャーヒディーンはイラク西部にある米国の占領基地(アイン・アサド)を無人機で攻撃した」。また声明は、この攻撃作戦が「標的に直接的な被害を及ぼした」と述べた。
イラクのムハンマド・シヤーウ・スーダーニー首相は月曜日、アリーナ・ロマノフスキー駐バグダード米国大使に対し、外交使節団を保護し、ISISと戦う有志連合内の安全保障顧問らを保護することにかかわるイラクの取り組みについて報告していた。さらに「治安機関が、イラクの領土の治安と安定を維持するという法的義務を実行している」と述べた。
関連して、イラクのイスラーム抵抗運動であるヌジャバー運動は月曜夜に、500kmの距離を航行する海軍無人ボートという新型兵器の製造を公表した。
(後略)
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( 翻訳者:西川舜 )
( 記事ID:56758 )