エジプト:下院はパレスチナ人の強制移住を拒否して国民に安心感を与える構え
2023年11月21日付 Al-Ahram 紙


■ターリク・ラドワーン委員長「下院会議はパレスチナ人の強制移住を拒否することでエジプト国民を安心させるメッセージを送る」

【ムハンマド・アリー・サイード】

下院人権委員会のターリク・ラドワーン委員長は、パレスチナ人の強制移住を防ぐために国家が講じた措置や対策に関して首相に宛てられた多くの説明要求について話し合う本日火曜日の下院会議は、この問題の最新の展開や、エジプトがパレスチナ人支援のために果たしてきた、あるいは現在も果たしている役割、そしてこの出来事に対処するための国家の準備の程度について、下院の壇上からエジプト国民へ安心感を与えるメッセージを送ることになるだろう、と述べた。

同氏は本紙への声明の中で、議員らが提出した説明要求は、準備、インフラ、サービスの面で何が起きているか、エジプトの国家安全に対するあらゆる脅威に対処する準備がどの程度であるかについての真実を明らかにするための、立法府から行政府への監視ツールの一つだ、と付け加えた。

また同氏は、説明要求ではエジプトとエジプト国民が行う、パレスチナ人民、とくにガザ地区に対する援助の規模について話し合うことになると示唆した。

そして同氏は、最近の北シナイ訪問の間、一部の議員らとともに首相に同行し、現場でシナイ半島において国が実施する国家プロジェクトや開発プロジェクトの規模、実行されたことや現在実行されていることを見た、と指摘した。

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( 翻訳者:山崎陽生 )
( 記事ID:56759 )