ヨルダン:ヨルダン皇太子がエジプトのアリーシに到着
2023年11月21日付 Al-Ahram 紙

■ヨルダン皇太子は、ガザへの新たなヨルダン野戦病院の設営をフォローするためエジプトのアリーシに到着

【アリーシ(エジプト):ドイツ通信社】

ヨルダンのフセイン・ブン・アブドゥッラー2世皇太子は今日月曜日、エジプトの都市アリーシに到着した。それは、2回目となるガザ地区南部への、41病床を備えるヨルダンの民間野戦病院の設置準備および設営作業を監督するためである。

ヨルダンのペトラ通信社によると、ヨルダン皇太子は病院スタッフ、医療設備・機器を乗せたヨルダン空軍の軍用機でアリーシ国際空港に到着した。

ハーンユーニス市に設置される病院の設営は、国軍最高司令官アブドゥッラー2世国王の指示のもと、パレスチナの同胞たちに寄り添うヨルダンの努力を継続し、イスラエルによるガザの攻撃の負傷者や病人に医療・治療サービスを提供するために行われる。 

病院は、救急科、一般内科、集中治療科、男性診療科、女性診療科、保育器41台を備えた早産児科、産婦人科、さらに検査室、薬局、レントゲン室、滅菌室、緊急の外科手術を行う2つの手術室で構成されている。

145 人に及ぶ病院スタッフには、管理者に加えて、一般外科、血管外科、神経内科、胸部外科、泌尿器科、形成外科、整形外科、小児外科、顎顔面外科が専門分野の王立医療サービスの医師・看護師チームが含まれている。

これに先立ち、病院に備え付ける医療設備・機器、医療物資を積んだトラック40台がラファ検問所に到着している。

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( 翻訳者:魚田帆乃果 )
( 記事ID:56760 )