パレスチナ:ガザのインドネシア病院から200人の患者の避難が完了(1)
2023年11月21日付 Al-Nahar 紙


■ハマース保健省が発表…200人の患者がガザのインドネシア病院から避難

【AFP通信】

ハマース保健省は月曜日、ガザ市内のインドネシア病院がイスラエルによって致命的な爆撃を受けた数時間後、赤十字国際委員会との連携のもとで、200人の患者を同病院からガザ地区南部へと避難させ終えたと発表した。

同省報道官のアシュラフ・クドゥラ医師はAFP通信に対して、ジャバーリヤーのインドネシア病院からガザ地区南部のハーン・ユーニスにあるナースィル病院へと、患者200人を避難させ終えたと語った。

クドゥラ氏はさらに、イスラエル軍がインドネシア病院を包囲していると加えた。

さらに同氏は、イスラエル軍が水曜日以来捜索行為を続けているガザ最大の病院についての言及のなかで、「我々はイスラエル軍が、シファー複合医療施設に対して行ったことを繰り返すのではないかと懸念している」と述べた。

ジャバーリヤー・キャンプに近い病院からの患者の避難措置は、赤十字国際委員会との連携のもとで実施された。またこれは、イスラエルがガザ地区北部で、ハマース戦闘員が使用していたとする救急車を破壊したのちに医師らが課した条件であった。

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( 翻訳者:城森翔悟 )
( 記事ID:56796 )