ガザ:イスラエルの爆撃によりヨルダン人家族全員が死亡
2023年12月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ヨルダン国民とその家族がガザ地区におけるイスラエルの爆撃によって死亡(声明)

【アンマン:本紙】

ヨルダンは土曜日、ガザでイスラエル軍の爆撃によりヨルダン国籍の女性が死亡し、ガザ出身の夫と彼らの家族全員も死亡したと発表した。これは、10月7日にパレスチナ人の地区で戦争が始まって以来、ヨルダン政府が発表した2件目の事例となった。

これはヨルダン外務省が発表した情報である。

声明は、「外務省領事業務・問題局は今日(土曜日)、ガザ地区で民間人を狙った攻撃的なイスラエルの爆撃の継続によって、ヨルダン国籍の女性(名前は言及されず)と、ガザ出身の彼女の夫および家族全員(人数は特定されず)が死亡したと発表した」ことを明らかにした。

ヨルダン外務省は、「この家族の死亡の全責任はイスラエル占領軍にある」と述べた。

さらに「亡くなったヨルダン人女性(彼女に神の憐れみがありますように)の、ヨルダン在住の父親と連絡が取れ、彼に哀悼の意を表した」と述べた。

19時20分(グリニッジ標準時)の時点で、イスラエル当局はヨルダン外務省の声明に関してコメントを出していない。

ヨルダン政府は今月4日にも、ヨルダン人家族がガザ地区でイスラエルによる爆撃を受け、彼らのうち1人が死亡、もう1人が負傷したと発表した。

(後略)

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( 翻訳者:水口涼 )
( 記事ID:56875 )