イラクのカターイブ・ヒズブッラーはアメリカ軍への一層の攻撃実行で脅迫する
2023年12月09日付 al-Quds al-Arabi 紙



 イラクのカターイブ・ヒズブッラーの治安責任者は、同部隊は地域のアメリカ軍に対する一層の攻撃を実施すると脅迫し、昨日金曜日(8日)のアメリカ権益への攻撃は、新たな交戦規定の始まりに過ぎなかったと表明したと述べた。

 このイランからの支援を受ける団体は、昨日金曜日のバグダードのアメリカ大使館への珍しい攻撃に責任があると発表していない。しかし、カターイブ・ヒズブッラーは、アメリカ大使館は諸般の軍事作戦を立案するための前線作戦基地を代表していると述べた。

 アメリカとイラクのムハンマド・シャイヤーウ・スーダーニー首相は、この攻撃を非難した。両者は、攻撃を外交団に対するテロ行為だと述べた。

 しかし、カターイブ・ヒズブッラーはこの施設は軍事作戦の立案に参加する基地を代表していると述べた。同部隊の治安責任者であるアブー・アリー・アスカリーは、SNS上の書き込みで「アメリカ大使館を外交使節だと言う者たちは、(アメリカへの)平伏を彼らの地位や利益を保つ手段にしている」と述べた。

 同様に、アメリカのロイド・オースティン国防長官は、スーダーニー首相との電話会談で攻撃を非難し、特にカターイブ・ヒズブッラーと別の団体、ヒズブッラー・ヌジャバー運動を、両団体が最近アメリカ兵を攻撃しているとの理由で特に言及した。また、同長官は、アメリカ政府は反撃の権利を留保していると述べた。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:山中李咲、酒井梢太、大森耀太 )
( 記事ID:56886 )