イスラエル:ネタニヤフ首相が「ポスト・ハマース」に関して米大統領と見解の相違があることを認める
2023年12月13日付 al-Quds al-Arabi 紙

ネタニヤフ首相は「ポスト・ハマース」に関するバイデン大統領との食い違いを認める

【テルアビブ:アナトリア通信】

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は火曜日、ガザでの戦争終結後の「ポスト・ハマース」の段階に関して、アメリカのジョー・バイデン大統領と意見の食い違いがあることを認めた。

ネタニヤフ首相は書面による声明の中で「ハマースを殲滅し、人質を取り戻すためのアメリカの支援に深く感謝している」と述べた。

さらに、「バイデン大統領及び彼の陣営との綿密な議論を受けて、我々は地上侵攻への全面的な支援を取り付け、戦争を止めようとする国際的な圧力をはねつけた」と付け加えた。

ネタニヤフ首相は続けて、「確かに、ポスト・ハマースについて見解の相違はあるが、これについても合意に至ることを望んでいる」と述べた。

イスラエル首相は「私の立場をはっきりとさせておきたい。私はイスラエルがオスロの過ちを繰り返すのを許さない」と強調した。

そして、「我が国の市民や兵士が大きな犠牲を払った以上、テロを教え、テロを支援し、テロに資金を提供する者たちがガザに入ることを私は許さない」と述べた。それは、彼がパレスチナ自治政府に対してこれまで向けていた非難と同様のものであった。

さらにファタハとハマースに言及し、「ガザはハマースタンにもファタハスタンにもならない」と付け加えた。

アメリカのジョー・バイデン大統領は月曜日に演説の中で「一部のイスラエルの指導部と見解の相違がある」と述べたが、詳細には言及しなかった。

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( 翻訳者:渡邉翼太 )
( 記事ID:56899 )