イエメン:正統政府は、紅海の船舶保護のための新たな有志連合への参加を否定(1)
2023年12月13日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イエメン政府は新たな有志連合への参加を否定する

【アデン:本紙】

紅海の船舶保護を目的とした新たな有志連合について、国際的に承認されたイエメン政府も参加に同意したと報道されていたが、同政府は火曜(12日)夜、この報道を否定した。

新たな有志連合について、「紅海航路はイラン政府の支援を受けたフーシー派の民兵によるテロ攻撃を受けており、この航路の保護を目的とした新たな有志連合にイエメン政府も参加する」という報道が広まっていた。しかし政府系の報道機関は、イエメン国防省の匿名の担当者がこの報道を否定したと報じた。

また、同情報筋は、「この種の主権に関する決定を研究することは、国家の最高機関や当局にのみ特別に認められた任務であり、権限である」と明かした。また同時に、「フーシー派の民兵による脅威を抑止し、国際航海の自由やイエメンの人道情況、国際平和と安全に対する悲劇的な影響を封じ込めるために、イエメン政府や地域海域保護に関連する政府機関の能力支援は重要である」と強調した。

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( 翻訳者:酒井梢太 )
( 記事ID:56912 )