イエメン:正統政府は、紅海の船舶保護のための新たな有志連合への参加を否定(4)
2023年12月13日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イエメン政府は新たな有志連合への参加を否定する

【アデン:本紙】

月曜日(11日)には、フーシー派はノルウェー籍の石油タンカーをミサイルで攻撃している。この石油タンカーは紅海のイエメン沖、バーブルマンデブ海峡近海を航行中だった。

フーシー派はこれまで、イスラエル南部へ向けてミサイルやドローンによる連続攻撃を行ったほか、続けて紅海上で船舶に対する攻撃も開始した。この船舶への攻撃は、フーシー派が当該船舶はイスラエルのものである、あるいはイスラエルに向かっていると語る船舶に対して継続的なエスカレーションを行う中での出来事である。なお、これは、「イスラエルがガザ地区に侵攻し続けていることや、食料品や医薬品の搬入を阻止し続けていること」への対抗措置として行われている。

また11月19日、フーシー派は紅海のイエメン沖でイスラエルとの結びつきがあるとして輸送船「ギャラクシー・リーダー」を拿捕している。なお、フーシー派は当該輸送船を西部フダイダ港の近くまで曳航し、今もなおその乗組員らを拘束し続けている。

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( 翻訳者:酒井梢太 )
( 記事ID:56915 )