ガザ:占領政体は虐殺を続け、避難民を収容する学校を襲撃
2023年12月11日付 al-Quds al-Arabi 紙
■占領政体は虐殺を続け、避難民を収容する学校を襲撃したうえに病院を包囲
【ニューヨーク:アナトリア通信】
イスラエル占領政体は昨日月曜日、ガザ住民の虐殺を続けた。もっとも残虐なものはヌサイラート難民キャンプに対して行われたものであり、そこでは占領政体が住宅を破壊した。侵略が始まって以来、犠牲者の数は18,205人に達した一方で、イスラエル軍は避難民を収容する多くの学校を襲撃し、複数の病院を包囲した。また占領政体の戦闘員らが行った爆撃はガザ地区中心部にある居住用建物を標的とし、これにより女性と子供を含む数十人が死傷した。
目撃者らは、ヌサイラート難民キャンプ西方のザワーイダ地区にあるこの建物は5階建てで、ガザ市からの避難民を含む約60人のパレスチナ人が滞在しており、そのことが建物内部での犠牲者の数を増加させた原因であると述べた。また彼らは、この住宅は完全に破壊され、民間防衛隊の隊員らが犠牲者の遺体の収容と負傷者の救助のために長時間にわたって活動したと述べた。
(後略)
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( 翻訳者:戸田志歩 )
( 記事ID:56929 )