トルコ発のスマホゲーム、利益世界一!
2023年12月31日付 Cumhuriyet 紙


トルコ初のゲームが、世界で一番高い利益を得たゲームとなった

 トルコ初のユニコーン企業(10億ドルの評価額に達した会社)である技術企画企業のドリームゲームズが開発した「ロイヤルマッチ」というゲームが、全世界で最も利益を得たスマホゲームとなった。
 産業技術省の書面による声明によると、トルコのゲーム会社のドリームゲームズは世界のほかのライバル社と差をつけ、2023年には収入を2倍にした。
 AppleとGoogleのアプリストアで、支出を報告するData.ai調査会社のデータによると、売り上げが最も高い企業は、トルコ技術企画企業であるドリームゲームズの「ロイヤルマッチ」という名のゲームであったことを明らかにした。
 英国の報道機関のFinancial Times紙は、会社の成功を「イスタンブルの小さなチームによって組織されたゲーム会社が、マイクロソフトが所有していたキャンディークラッシュのような多くのゲームに勝った」とのべて報じた。
 また同紙は、トルコの企業は、短期間で利益を得るよう努めるほかの会社とは違い、小さなチームが継続的にスマホゲームをより改良するよう尽力したと解説した。
 産業技術大臣のメフメト・ファティフ・カジュルは、Financial Times紙の記事をSNSで共有し、「とあるトルコの技術企画企業であるドリームゲームズのロイヤルマッチというスマホゲームが、ここ数か月で全世界において最も高い利益を得たスマホゲームになることに成功し、2021年に27.5億ドルの評価額を得て、最初のユニコーン企業の一つ、つまりテュルコーン(トルコ発のユニコーン)企業の一つであるドリームゲームズが200人のチームで今年の年収を2倍である20億ドルへと達し、750億ドルの評価額のあるキャンディークラッシュのようなライバルと差をつけることに成功したことを知っていましたか」と述べた。
 会社の最高経営責任者であるソネル・アイデミルは、チームのメンバーとともに以前組織していたピークゲームズ社を世界のゲーム大手のZyngaへ売却した後、2019年にドリームゲームズを設立していた。

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( 翻訳者:今田杏佳 )
( 記事ID:57043 )