イラン:超保守紙、イスラエルを非難
2024年01月04日付 al-Quds al-Arabi 紙
イランの超保守紙、ケルマーンの爆発事件の責任はイスラエルにあるとし、迅速な報復を要求
【テヘラン:ドイツ通信社】
イランの超保守紙とされるカイハーン紙は社説記事で、米国に暗殺されたイランのカースィム・スレイマーニー少将の墓地近くで、暗殺から4年の式典に集まっていた数十人が死亡した、イスラエルによる攻撃を非難した。
今日木曜日の同社説は、「シオニストが爆破テロに関わっている」と推定される多くの理由があると論じた。
そして同記事は迅速な報復を求め、報復の失敗は、おそらく首都テヘランでの、さらなる攻撃をもたらす可能性があると警告した。
イラン司令部は、昨日水曜日にケルマーンで起きた爆発の後、慎重に反応し、非難を避けた。
米政府では国務省が、「米が攻撃に関与している」という主張を否定し、同様に「イスラエルが攻撃の背後にいる」と確信する理由も無いと述べた。
スレイマーン少将の追悼式典で、少将の故郷ケルマーンでは大きな爆発が2回起きた。そこでは、追悼のために住民たちが墓の近くに集まっており、少なくとも84人が死亡した。
スレイマーン少将は、2020年にイラクで米の無人機による攻撃で殺害されている。
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( 翻訳者:西川舜 )
( 記事ID:57077 )